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アイサークルネット通信【Vol.13】
今回のテーマは、「食育」です。

教育は、食にあり!

食べたものが心と体をつくります。

 

小学生から生活習慣病に

ファーストフードや外食が増え、飽和脂肪酸である動物性脂肪の摂取により、大人だけでなく、子供たちにも生活習慣病が拡がってきました。厚生労働省の調査で、わずかですが小学生からすでに動脈硬化が見られることがわかっています。動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を発症させる原因とされています。小学生で肥満や糖尿病になるケースもあります。発症していなくても、糖尿病予備軍になっている可能性もあります。
  病気の発症は突然のように感じますが、すでに小学生から生活習慣病がはじまっているのです。

 

食育は幼児期から

 動脈硬化を引き起こす「危険因子」は、高血圧・糖尿病・肥満・高コレステロールなど多数項目が分かっていますが、これらは「正しい食事」と「規律正しい生活」が改善できれば対応できます。
  最近は食事の欧米化と不規則で複雑な生活が増え、大人の生活パターンに子供が合わされているために、幼児期から食と生活の乱れが生じています。ファーストフードや外食による食事では、食肉・魚肉・ハム・ソーセージ・添加物などによる肉体的な面への悪影響だけでなく、心の面への悪影響も危惧されています。早くて簡単に食事ができてしまうために、食は自然の恩恵の上になりたっているという感謝の心が薄れています。各自が好きな物だけを食べるという「個食」「孤食」が進み、みんなで食卓を囲むという心のつながりもなくなってきました。
  教育は塾通いよりも、何よりも「食育」にあります。「食事が心と体をつくる」ということを認識し、幼児期から、穀物と野菜を摂る正しい食事と規律正しい生活をできるように心がけましょう。

 

食育基本法
【国会で成立】   【食事バランスガイド】

食の乱れは日本の国の社会全体の問題とされ、国民運動として食育を強力に推進するため2005年6月10日に 「食育基本法」が国会で成立されました。前文にはこのように述べられています。(抜粋)

 

   
子供たちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも「食」が重要である。  
   
「食育」を生きるうえでの基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づける。  
   
食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子供たちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。  
新しく制定された食事バランスガイドは回転するコマをイメージして描かれ、水分がコマの軸となり、コマのうえに運動する人が載っています。
主食(ごはん・パン・麺類)、副食(野菜・きのこ・いも・海藻料理)が大半をしめ、菓子・嗜好飲料や肉魚は控えるように描かれています。