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アイサークルネット通信【Vol.4】
今月のテーマは、環境ホルモンです。

地球環境を汚しているのは、私たち人間ですが、
その被害を受けているのは、動植物や魚たちです。
地球に優しい生活をしていきたいですね。


環境ホルモン
環境ホルモンとは・・・
 現在の社会には、10万種類を超える化学物質が存在しているといわれていますが、それらの生態系に対するリスクは、もはや私たち人間では管理しきれていないのではないでしょうか。

 過去にも、電気設備に多く使われたPCBや、奇跡の殺虫剤といわれ農薬などに大量に使われていたDDTなどが、その有毒性が明らかになってから生産中止となりました。
 ある種の化学物質は、女性ホルモンと同じような作用(女性ホルモン様作用)をしたりして、正常なホルモン作用をかく乱させて影響をあたえてしまいます。
 このように動物の生体内に取り込まれた場合、正常なホルモン作用(内分泌作用)に影響を与える化学物質を外因性内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)といいます。
環境ホルモンの影響は?
 世界各地でオスの魚がメス化している現象や、メスの巻貝のオス化現象、野生生物の生殖器官の異常が報告され、これらの要因は環境ホルモンの働きによると見られています。
 さらに人間への影響は、まだ研究段階ですが、乳がんの増大や精子数の減少、母親の胎内汚染に関与している可能性があるとも言われています。
 環境ホルモンは、微生物によって分解されないため、環境中に長期間残留し、人間にも蓄積されることが分かっています。
 生産が禁止されている環境ホルモン(PCB、DDT)が、現在でも日本近海の魚介類に残留していることが確認されています。
食物連鎖の脅威!「生物濃縮」
 海水中に含まれるPCB、DDT、有機水銀、有機スズ化合物などは、生体内で分解されずに、魚の体内に蓄積され、食物連鎖を通して次第に高濃度に濃縮されます。
(数百倍から数百万倍にもなるそうです。)


食物連鎖の頂点にたっているのは人間であり、日本人は世界中の魚を食していますので、考えるべき問題となっています。
メチル水銀・・・
欧米国では、魚の含有するメチル水銀の有毒性が指摘され、妊婦の摂取については、摂らないように警告されています。
水俣病の原因物質となったメチル水銀は、きわめて毒性の強い元素で、マグロなど大きな魚ほど多く含まれています。