アイサークルネット通信 > Vol.8「人口増加と食糧危機」


アイサークルネット通信【Vol.8】
今月のテーマは、「人口増加と食糧危機」です。

増え続ける世界人口。

宇宙船地球号は、まもなく定員オーバーです。


地球は狭くなっている。
世界人口は63.7億人、このままでは・・・
国連人口基金が発表した2004年版「世界人口白書」によると、今年7月の世界人口が63億7760万人に達したと推計されています。1年間で7600万人増えています。
国連の推計では2050年までにさらに約25億人が増加すると見られていますが、これは1950年の全世界の人口に匹敵します。ここ50年余りの間に、世界人口は約25億人から約64億人へ激増し、今もなお増え続けているのです。
食糧危機の時代

今世紀の半ばには、90億人近くにもなると推計される世界人口を養うには、少なくとも約40億haの耕地が必要とされるそうですが、これは現在の15億haの約2.7倍です。

森林は破壊され砂漠化がすすむなど、地球環境が益々悪化していくなかで、このままでは人類の食料は確保できなくなってしまいます。

 
飽食の国と飢餓の国
【開発途上国の食糧難】   【飽食の国 日本】

現在、開発途上国の約8億人が日々の食料が満足に得られず慢性的な栄養不足に悩んでいます。このうち5歳未満の児童は2億人に達しているといわれています。


開発途上国の食料不足の最大の原因は、貧しい国には十分な食料が行き渡らず、豊かな先進国には有り余るほどの食料が供給されるという食材の偏在にあります。

 

日本は自給率が低下する一方で、世界最大の食料輸入国となりました。大量輸入・大量生産・大量消費の国となり、食肉消費、世界中の魚を食べることで大量のエネルギーを消費し、森林破壊・飼料の増大が、地球環境を益々悪化させています。


選んで食べる・食べずに捨てる、という無駄な消費が増大している「飽食の国」となりましたが、同じ地球上では「飢餓の国」があることを、考えていかなければなりません。